誕生日や記念日やパーティーでの飾り付けに人気のバルーン装飾。風船があるだけでその場の雰囲気がパッと明るくなりますよね。

風船に空気を入れて床に置いたり壁に貼り付けるだけでも十分かわいいバルーン装飾ですが、やっぱり風船といえばふわふわと宙に浮いているのをイメージする人も多いはず。

ただ、風船を浮遊させるためにはヘリウムガスが必要です。ヘリウムガスと聞くと大きなボンベで素人には扱いにくいイメージを抱くかもしれませんが、最近では素人でも簡単に楽しめる家庭用のヘリウムガスが販売されています。

また、お手軽な価格でヘリウムガス入りのバルーンを出張装飾してもらえるサービスも増えてきていたりと、気軽にふわふわと宙に浮いた風船を楽しむことができます。

 

そこで今回は、普段あまり触れることのないヘリウムガスの基本から、そもそもヘリウムガスってなに？どこで買えるの？どれくらい日持ちするの？といったヘリウムガス初心者の疑問にお答えいたします！

ヘリウムガスの基本

ヘリウムガスとは

ヘリウムガスは、空気よりも軽い気体です。「ガス」と聞くと大きなガスボンベに入っていて、危険なイメージがありますが、ヘリウムガスは不燃性なため火が付いたり爆発する危険性はなく、人体にも無害で安全なガスです。

（※風船用のヘリウムガスは声が変わるヘリウムガスとは成分が異なり、吸入するのは危険です。）

ヘリウムガスを使わないと風船って浮かないの？

どんな風船も空気を入れるだけでは浮きません。風船の中に空気より軽いヘリウムガスを入れなければ、風船を浮遊させることは難しいです。

テグスなどの見えにくい透明の糸で天井から吊るす、壁に貼り付けるなどで、風船が浮いている「ように見せる」ことは可能かもしれません。ただ、ヘリウムガスを使用したときの風船のフワフワ感は、やはりヘリウムガスには敵いません。

また、小さな風船はヘリウムガスを使用しても浮力が足りず浮かないので、風船を宙に浮かせるにはある程度以上の大きさが必要です。

ヘリウムガスはどれくらい日持ちするの？

ヘリウムガスは非常に細かい粒子です。ヘリウムガスを入れた風船は、風船の表面全体からガスが少しずつ少しずつ抜けていきます。

そのため、ヘリウムを入れた風船は時間が経つにつれ浮力を失っていき、いずれ落ちてきてしまいます。

風船の浮遊時間は、風船の種類によって異なります。

アルミ風船の寿命

アルミ製の風船の場合、5日〜1週間ほどで浮力を失います。

風船のサイズが大きくなればなるほど寿命は長くなり、風船によっては2週間以上浮いているものもあります。

ゴム風船の寿命

ゴム風船はアルミ風船より寿命が短く、直径30cmほどのゴム風船の場合、大体20時間ほどで浮力を失ってしまいます。

ゴム風船は意外に寿命が短く、ヘリウムガスを入れた翌日には沈んでしまいます。

 

次に、実際にヘリウムガスの入手方法をご紹介いたします。

 

ヘリウムガスの入手方法

では、実際に浮いた風船で装飾するためには、どこでヘリウムガスを手に入れたら良いのでしょうか。

個人が簡単にヘリウムガスバルーンで装飾する方法を3つご紹介いたします。

バルーンを購入した店で入れてもらう

1.バルーン専門店で入れてもらう

お近くにバルーンショップがある場合は、そこで風船を購入するとヘリウムガスを入れてもらえます。

価格は少し高めですが、風船の色や種類の多さは圧倒的です。また、プロに制作してもらえるため安心して購入することができるといったメリットがあります。

 

2.東急ハンズで入れてもらう

東急ハンズでは、風船を購入すると、追加の料金無しでヘリウムガスを入れてくれるサービスを行っています。

購入したレシート持っていけば、購入日でなくてもヘリウムガスを入れてもらえます。

ただしヘリウムガスを入れてもらえるのは１回のみで、１回ヘリウムを入れて萎んでしまった風船を再度膨らましてもらうことはできません。

 

3.ダイソーで入れてもらう

ダイソーは、店舗によっては追加料金108円でヘリウムガスを入れてくれるサービスを行っています。風船代108円にヘリウムガス代108円で合計216円の格安価格です。

バルーンショップなどと比較して風船の品質には少し不安が残りますが、それでもこの価格でヘリウム入りの風船が手に入るのは魅力的です。

ヘリウムガスを入れてくれるサービスを行っている店舗はかなり数が少ないので、ダイソーに行く前に一度問い合わせて確認することをおすすめいたします。

 

自分で購入する

２つ目は、ヘリウムガスボンベ自体を自分で購入する方法です。少量のヘリウムガスでしたら、家庭用の使い捨てヘリウムガスボンベ【バルーンタイム】という商品が通販などで販売されています。

例えば直径30cm程のゴム風船1個あたりの容量が16リットル程です。

バルーンタイムで膨らませることのできる風船の数は、【バルーンタイム小】で風船7個、【バルーンタイム大】で風船25個程です。

価格は送料込みでバルーンタイム小5300円、バルーンタイム大で7500円。(2017年9月時点)

 

ヘリウムガスって意外と高いんですよね、、、

これはヘリウムガスだけの値段ですので、この値段に加えて膨らませる風船代もかかってしまいます。

 

スプレー缶のようなタイプのヘリウムガスは安く売られていますが、こちらはゴム風船には対応しておらず、アルミバルーンに対してのみ使用可能です。

ただ、このタイプのヘリウムガスは１本あたりの容量が11リットル程度と非常に少なく、ヘリウムガス１本でアルミ風船1個も膨らませることができません。

風船をいくつか膨らませるとなると、結局バルーンタイムを購入するのが一番安くなります。

 

バルーンタイムを初めて使用する場合には少し慣れが必要ですが、説明書が付属していて素人でも簡単に使用できるようになっています。

多少費用と労力をかけて、もいちから自分でこだわって装飾したい！という方にはオススメの方法です。

 

 

バルーンの出張装飾サービスを利用する

 

最後にバルーンの出張装飾サービスを利用する方法です。

プロのバルーンアーティストが希望する場所まで出張して、装飾してくれるサービスが最近増えてきています。

お値段は15,000円からと、比較的リーズナブルです。

サプライズでの装飾もしてもらえます。例えば、恋人とホテルへチェックインすると部屋が風船で埋め尽くされている、といった素敵なサプライズも可能です。

自分でヘリウムガスボンベを購入して装飾しても1万円ほどはかかってしまいますので、15,000円でプロが装飾してくれるのはかなりお得ではないでしょうか。

Anipla Balloonの場合

AniplaBalloonは東京のバルーン出張装飾専門会社です。

価格は出張費込みで15,000円からで、東京近郊エリアに出張して装飾します。

例えば、こんな風にサプライズでチェックイン前にホテルの部屋を装飾したり、

外出中にこっそり装飾して、帰宅したら部屋が海になっているというサプライズなど、、、

記念日が一生忘れることのできない特別な思い出になること間違いありません。

 

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まとめ

ヘリウムガスで風船を浮かせて装飾する方法をご紹介いたしました。

手軽に楽しみたい人は、お店で作ってもらう方法が、

費用と手間を多少かけても自分でとことんこだわりたい人は自分でヘリウムガスを購入する方法が、

大切な人へのサプライズなどを考えている人にはプロの出張装飾サービスを利用する方法が、

それぞれオススメです！

装飾にかけることができる予算や時間を考慮して、目的に合った方法を選んでみてください。

 

ふわふわと浮いた風船を使って、普段とは一味違った空間をサプライズで演出してみてはいかがでしょうか。