色とりどりの風船を組み合わせたりひねったりして様々な形を生み出すバルーンアート。
遊園地などでパフォーマーが作っているのを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
今回はそんなバルーンアートの歴史をご紹介いたします!
ゴム風船の歴史
バルーンアートで使用されるのはゴムでできた風船。
現在のようなゴム素材が開発される前は、動物の腸などを膨らませて使用していました。
ゴム素材の風船は天然ゴムから作られますが、日本で現在のようなゴム風船が広まったのは明治維新の頃だと言われています。
しかし当初は現在と製法が異なり、強度や発色は現在の風船とは比べものになりませんでした。
現代の私たちが購入することができるバルーンは天然ゴムを加工した「ラテックス」と呼ばれる素材から作られています。
ラテックスは昭和10年から日本で製造され始めたと言われています。
バルーンアートの起源
バルーンアートの起源は定かではありませんが、30年ほど前にアメリカのホームパーティーで装飾に使用されたのが始まりだと言われています。
元々は膨らませた風船を飾るだけでしたが、次第に風船をひねって形を作るようになっていきました。
それがパフォーマンスへと発展していき、現在のようなバルーンアートへとつながっているのです。
まとめ
現代では当たり前のように手に入る風船ですが、初めは動物の腸から始まり、様々な試行錯誤を経て今の形になっているのですね。
最近では百円ショップでも手に入れることができ、ますます身近になってきているバルーンアート。
皆さんもこの機会に挑戦して見てはいかがでしょうか。